はじめまして。
作業療法士がお届けするワークショップ「エムラボ」のあつちです。
突然ですが、あなたは最近、脳のお休み、取ってらっしゃいますか?
そして、あなたの脳はお疲れではないですか?
私たちの脳は常に「今日はどんな1日かな、、」「あの仕事うまく行くかな。」「あー昨日あんなこと言わなきゃよかったな、、」などなどいろんなことを考えています。
頭の中は常にフル回転。パソコンのように再起動することもできないので、休ませてあげないと疲れてしまいます。そしてついつい頭の中は考え事でいっぱいになり、フリーズしちゃうことも。
こちらのページでは、そんなあなたにぜひおすすめしたい、脳をゆるめ、ストレスの改善にも効果が期待できる「マンダラドット」についてご紹介したいと思います。
マンダラドットとの出会い。
私が初めて「マンダラドット」と出会った時の感想は、
「わあ!きれーい!!でも難しそう、、、」
でした。
これはおそらくわたしだけでなく、ほとんどの方が思われることかと思います。
ですが、マンダラドットは、簡単な基礎を体験していただければ、絵心がなくても描け、また集中してドッドを打っているうちに自分だけの作品ができるすてきなワークです。
そして慣れてくると、描いている時間そのものが自分にとって特別な時間になる不思議なアートです。
定規や分度器、コンパスを使って準備する時間も楽しい。
わたしは友人ふたりと3人でマンダラドットを習いはじめたのですが、それはとてもたのしい時間でした。
まず、マンダラドットを描くためには分度器や定規を使って線を引き、コンパスで円を描くのですが、、
分度器使うって数十年ぶりー!
コンパスって意外とむずいー!
小さいマルが全然描けないんだけどー!
と3人で大はしゃぎ。
こんな状態で大丈夫なのかな?って感じでした。
初めての作品たち、、。
そして、1時間ほど、道具の使い方やドットの打ち方を習い、完成した初作品がこちらです。
体験クラスでは初めての方でも描きやすいコースターに描くようになっており、こちらは額に取り付けて飾っても可愛いデザインになっています。
体験クラスは90分3,000円。
わたしたちのように、まずは体験してみたいという方にはこちらの体験クラスがおすすめです。
体験クラス ・道具の使い方 ・ドットの打ち方 ・実際に紙上で練習したのちコースター製作 ドットペンのレンタル無料。 90分 3,000円
このように、そんなに頑張らなくてもドットの打ち方、道具の使い方を知ればオリジナルの作品ができる「マンダラドット」。わたしたちはその魅力にすっかり夢中になりました。
どんどん広がるオリジナルデザイン。
慣れてくるとオリジナルのデザインも描けるようになり、この頃からわたしはひとりで描いている時に不思議な感覚を覚えるようになりました。
集中することで頭をリラックス。
ちなみに最近、ブログ記事などでもよく目にする「マインドフルネス」ってご存知ですか?
私たちは、今この瞬間を生きているようでいて、実は過去や未来のことを考えて、「心ここにあらず」の状態が多くの時間を占めています。特に、過去の失敗や未来の不安といったネガティブなことほど、考えを占める時間が長くなりがちです。つまり、自分で不安やストレスを増幅させてしまっているのです。こうした心ここにあらずの状態から抜けだし、心を”今”に向けた状態を「マインドフルネス」といいます。
早稲田大学 教授
熊野 宏昭 (くまの・ひろあき
ちょっとむずかしい感じがしますが、ただただ黙々とドットを打ち、その作業に没頭していると、頭の中をいろんな考えが来ては去り、を繰り返します。
しかし、描いている最中は、その考えをあえて正しいか正しくないか判断せず、流れるままに放置します。それはまるで、川面を流れる葉っぱをただただぼーっと眺めて次々と流していくように、、。
その状態が脳を休めることになり、いっぱいだった思考をリセットすることでストレスが軽減され、新たなパフォーマンス力も高まると言われています。
自分と向き合い、自分を大事にする時間として「マンダラドット」は大変おすすめのワークです。
ワークショップ 「エムラボ」 あつちむつみ 作業療法士 曼荼羅ドットインストラクター
脳を休めると睡眠の質も改善します。
マンダラドットのたのしい点は、ドットをうまく打てるようになると、デザインだけでなく、描ける素材も広がってくるところです。
わたしが初級認定の卒業作品として提出したのがこちらです。
夜の森と満点の星空をゴールドやラメ入りの絵の具で描いてみました。
デザインを考えるのもたのしい時間です。
素材を変えてみたのはこちらです。
お気に入りの椅子や、友人からもらったレコードに描いて、時計を取り付けてみました。
そして、中級認定の卒業試験で提出したこちらの作品は数日かかりましたが、毎日没頭したことで程よい疲れと瞑想に近い状態が続き、とても深い眠りを得ることができました。
作業療法にも使えるマンダラドット。
最後に、病院や施設で20年ほど作業療法士として勤務した経験からマンダラドットについてお話ししたいと思います。
時に病院では、眠れない患者さんの睡眠を改善するために、お薬と併用してDr.から作業療法の処方箋が出されます。
そして担当作業療法士は患者さんと面談し、生活歴やご趣味、好きなことなどをお聞きして、プログラムを立て、その方に合ったワークをご提案します。
それは「太陽を浴びながらの散歩」だったり、「陶芸」や「手芸」、「園芸」などなどさまざまです。
わたしは数あるワークの中で、もし今、睡眠改善の処方箋が届き、ご興味のある方がいらっしゃれば、ぜひマンダラドットをご提案してみたいと思っています。
なぜなら、「マンダラドット」は、絵の具とドットペンさえあればいつでも好きな時間にでき、その時の気分でいろんな配色を楽しめ、キーホルダーなどに描いてプレゼントにも加工できる、たくさんの可能性を秘めたワークだからです。
こちらのサイトでは「マンダラドット」の魅力についてご紹介して行きたいと思いますので、読んでいただき、体験してみたいと思われたら公式LINEよりご連絡ください。