こんにちは。キャンドルの炎が大好き、宮崎在住のエムラボあっちです。
突然ですが、あなたは「キャンドル好きな人」と聞いたとき、女性と男性、どちらをイメージされますか?
今回は私が不思議に思っていることをお話しさせていただきつつ、ジェンダーレスの視点からキャンドルについて書いてみたいと思います。
ある日、地元宮崎のマルシェに、キャンドルのワーショップとして出店していた時のことなんですが、
ある男性が「いい匂いですね。これってキャンドルですか?」とお店の前で足を止められたので、
「はい。今日はご自分で作ることができるんですよ。」
とご案内したところ、
「え、いいなぁ、作ろうかな、、でもここに僕が座ってたら違和感ですよね。」
と言われました。
( 違和感・・・、なのかなあ、、)
と思いつつ、でも結局私も強く勧めることもできず、名刺をお渡ししただけで終わってしまいました。
キャンドルは女子のアイテム?
確かに、これまで事前に予約されてサロンにキャンドルを作りに来られた方は100%女性のお客さまです。
でも、おもしろいことにマルシェに出店していると、5人中2人くらいの割合で、男性がキャンドルを購入されたり、興味津々にたくさん質問をしてくださったり、中には「香りだけ、嗅いでみていいですか?」と手を伸ばされます。
ときには、お子さんの横に座っていたお父さんが、気がつくとお子さんそっちのけでキャンドル作りに夢中になっていたり、、、
でもなぜか、いつも男性は奥さん、彼女、子供さんの影に隠れるようにキャンドルを作られます。
男子だって癒されたいはず。
調べてみたところ、Yahoo知恵袋にも、、
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1452481804という質問が。
これっていわゆる「キャンドル好き」=「女性」というジェンダーによる固定概念。
ジェンダーとは「社会的、文化的な性差」と一般に訳される。先天的なものではなく、文化的に身につけた、あるいはつくられた性差の概念をさす。
コトバンクより引用
「男子がキャンドルに癒しを求めるなんて、弱い、らしくない」という社会的、文化的な性差は癒しを求めたい男性には窮屈なものだと思います。
男子だって平等に癒されたいはず。
ちなみに、私が愛用しているphotoACで「キャンドル 男性」と検索すると、トップに出てくる画像はこちら↓で、男性がひとりでキャンドルを愛用しているすてきな画像はなかなか見つかりません。
もちろん、この画像もすてきですが、、、
キャンドル好きを公言!尾上松也さんの影響力。
そんな中、今年この方が旋風を起こしました。
明日9時すぎ~
— スッキリ(日本テレビ) (@ntv_sukkiri) March 2, 2021
歌舞伎俳優 尾上松也さんが生出演✨
「キャンドル愛」が止まらない🕯✨
家にあるキャンドルは、なんと100個以上!!
おうち時間を極上の時間に…松也さん厳選!おすすめの“キャンドル”とは?
アツ〜く生プレゼンしていただきます。#尾上松也#キャンドル#スッキリ pic.twitter.com/lCk7PbTxLT
歌舞伎役者の尾上松也さんが「キャンドル愛好家」として番組でさまざまなキャンドルを紹介してくださったのを皮切りに、他にもたくさんの男性芸能人が「うちにもキャンドルあります!」と紹介され、おうち時間と共にちょっとしたキャンドルブームが起きました。
私もこの番組を見ていましたが、「松也さん、ありがとう!」と踊り出したくなりました。
「キャンドル好き」=「女子」のジェンダーがなくなり、キャンドルのワークショップに男性もたくさん座ってる!という日が来たら素敵だなぁと思うこの頃です!