こんにちは。宮崎でキャンドルのワークショップをご提供しています、エムラボのあっちです。
今日は最近、ご好評いただいいる「押し花キャンドル」について、実際の製作風景などを交えつつご紹介いたします。
押し花のルーツは?
押し花の発祥は16世紀頃。イタリアの植物学者がお花の標本を作るために始めたそうです。
一方日本では、やはり16世紀、江戸時代に作家の滝沢馬琴が押し葉帳を作り始め、当時の園芸ブームに乗って、朝顔の押し花が庶民の間で流行したそうです。
そんな「押し花」。最近では、スマホケースやネイルなどにも使われるようになり、今も昔もうつくしいお花をずっと眺めていたいという願いは一緒なんだなあと思います。
南国宮崎はお花が育ちやすく、春になると押し花にしやすいビオラやパンジーがいっぱいで、私もいそいそとお花を摘んでは押し花にしています。
湿度の高い日本ですが、最近では簡単に作れるキットもありますので、お散歩のついでに摘んだ草花などを押し花にするのも楽しいかと思います。
そんな「押し花」を使ったキャンドル。エムラボでも最近とても人気のワークショップ、完成はこちらです。
透明感が美しい押し花キャンドル。
もしかするとこちらを見て、「おや?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
それも当然!ロウソクといえば「白い」イメージをお持ちの方がほとんどかと思いますが、実はこちらは「ジェルワックス」という、冷めても白くならず、まるでゼリーのようなプルプルな触感のロウで作るキャンドルなんです。
こちらは先日のマルシェの体験ブースでお客さまが作られた押し花キャンドルです。
ジェルワックスという透明なロウを使うことにより、まるで押し花をガラスに閉じ込めたような美しいキャンドルを作ることができます。
製作風景はこちらです。
小学生のお子さま二人が繊細な押し花をピンセットでとても丁寧にやさしく扱っています♪
この時は、作る風景を横から見ていた方が「わたしの作った四葉のクローバーの押し花も使って」と手帳から手づくりの押し花を差し入れしてくださりました。
こちらは宮崎市の公民館講座で誕生した押し花キャンドルたちです。
みなさん、「かわいい!!」と悲鳴を上げながら押し花を選び、繊細な押し花を壊さないよう真剣な眼差しで配置を考えてらっしゃいました。
また当ワークショップでは、安全に灯すための知識をお話ししながら、芯をまっすぐに通す道具の使い方や、より透明感を出す方法などを体験していただけます。
四季をキャンドルで表現するのも素敵です。
今回は季節が春だったので、主に春のお花を使ったキャンドル作りでしたが、新緑の季節にはグリーン系、夏にはブルー系、秋には紅葉などなど、季節に合わせた押し花キャンドル作りもすてきかと思います。
エムラボではご自分で作った押し花を持ち込んでのキャンドル作りもできますので、ご興味のある方はこちらを参考にされてください。
今後も宮崎市や都城市、霧島市などでもワークショップを開催予定しおります。
インスタ、または公式LINE @adgjmよりお問合せくださいませ。